有責配偶者からの離婚請求が認められたケース
依頼者
50代男性 会社員
ご相談内容
依頼者は好きな女性ができ、妻とは2年前に別居し、その女性と一緒に住んでいる。妻とは早く離婚をしたいが、離婚に応じてくれず、自分で離婚調停を起こしてみたが、調停は不調に終わった。なんとか妻を説得してくれる弁護士を探している。男性弁護士だと、妻の性格上委縮してしまうので、女性弁護士を探していた。
弁護士の対応
妻と面会し、夫の気持ちを伝え、離婚に関して何が不安か、どういった条件であれば離婚を考えてもよいか一つ一つ丁寧にお聞きしました。妻は、最初は頑なに離婚を拒否し、感情的になることをありましたが、妻が不安に思っていることを丁寧に解消し、最終的に夫婦共有財産を多めに分与することで離婚に納得してもらいました。
結婚期間が20年以上に及び、依頼者が浮気をしてしまったいわゆる有責配偶者であったため、交渉が非常に難しいケースでした。裁判となった場合には、相当長い別居期間を置かない限り離婚が認められないケースでしたが、結果的に話合いで解決できでよかったと思います。